「LIFF」アプリとは、LINE上で動作するアプリとなります。
WebアプリをLINE上で使用することができて、iPhoneやAndroidのネイティブアプリと異なり申請も必要ありません。
さらにLINEの機能を使用するため、非常に導入しやすいようになります。
主に店舗での予約や注文をLINE上で行えたり、お店の新着情報をメッセージで送ったりすることが出来ます。
LINE Developerへのアカウント登録を行う
まずはLINE公式アカウントを取得する
通常であれば、個人用のLINEアカウントは持ってるかと思います。
ただ「LIFF」アプリを開発する場合は、それとは別にビジネス用の公式LINEアカウントを用意しましょう。
LINEビジネス用アカウントの取得は以下のページとなります。
https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/
「LINE公式アカウントをはじめる」のページにリンクしましょう。
LINE公式アカウントを作成する場合は、「アカウントを作成」を選択します。
なおアカウント作成にはメールアドレスが必要となるので事前に準備しましょう。
入力したメールアドレスに認証用のリンクが送られるので、リンク先に飛んで「名前」と「パスワード」を設定します。
LINE Developersアカウントの登録
LINE公式アカウント取得すると、そのままLINE Developerの登録に遷移します。
「開発者名」と「メールアドレス」を入力して、同意にチェックしてアカウントを作成します。
また英語となっている場合があるため、左下に言語を変更する箇所があるので、英語がわからない人は「日本語」を設定しましょう。
LINE公式アカウントの詳細設定
またLINE公式アカウントに再度ログインすると、LINE公式アカウントの詳細を設定します。
アカウントの詳細の設定が完了すると、LINE公式アカウントのコンソール画面のトップ画面が表示されます。
まずはアイコンなどを設定するために「プロフィール画像を設定しましょう」を選択します。
「プロフィール画像を変更」ダイアログでは、設定する画像をドラッグします。
画像のサイズは「640px x 640px」が推奨されています。
LINE Developers の設定
それでは先ほど作成したLINE公式アカウントを使って、LINE Developersアカウントにログインしましょう。
以下のURLから「コンソール」にリンクします。
https://developers.line.biz/ja/
もしLINEアカウントがログアウト状態になっていた場合は、LINEビジネス側のアカウントでログインします。
「プロバイダー」と「チャネル」を作成する
LINE Developersのトップ画面で「新規プロバイダー作成」を押してプロバイダーを作成します。
プロバイダー名に「LINE」という文字は入力出来ないので避けましょう。
プロバイダーを作成後に、「チャネル設定」のタブを開き「LINEログイン」を選択します。
チャネルの設定には以下の内容を設定します。
- サービスを提供する地域: 日本で使用する場合は「日本」
- 会社・事業者の所在国・地域: 日本で使用する場合は「日本」
- チャネル名: チャネルの名称
- チャネル説明: チャネル説明
- アプリタイプ: ウェブアプリ
- メールアドレス: 一旦デフォルトで入力されているもの
- プライバシーポリシーURL: 現時点では未入力
- サービス利用規約URL: 現時点では未入力
チャネル設定でも名称や説明に「LINE」という単語は使用出来ないので注意してください。
「LINE開発者契約 の内容に同意します」をONにして、「作成」ボタンを押下します。
まずはここまでLINE Developersのアカウントの設定が行えました。
次は「LIFF」アプリの作成と設定について説明します。