Macに「AWS CLI」をインストールする方法は、公式に記載しておりますがメモとしてまとめます。
IntelMacでも入れておきましたが、Apple sliconでも特に変わった設定はありませんでした。
環境
- MacBookPro M2 Pro
- Mac 13.3.1
準備
AWSコンソールにログインして「IAM」でユーザーを作成して、「アクセスキー」と「シークレットアクセスキー」を用意します。
「AWS CLI」のインストール
$ curl "https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg" -o "AWSCLIV2.pkg"
ダウンロードが完了後に、以下のコマンドでインストールを実行します。
$ sudo installer -pkg AWSCLIV2.pkg -target /
以下のコマンドでインストールしてあることを確認します。
$ aws --version
すでにインストールしたパッケージは不要になるので必要であれば削除します。
$ rm AWSCLIV2.pkg
AWSプロフィールの設定
コンソールでAWSにアクセスするためのプロフィールを設定します。
今回のケースでは、AWSのアカウントを複数管理するとしてプロフィールをそれぞれ設定するようにします。
以下のコマンドでプロフィールを設定します。
$ aws configure --profile {プロフィール名}
設定が確認されますので以下の項目を入力します。
AWS Access Key ID [None]: {自分のアクセスキー}
AWS Secret Access Key [None]: {自分のシークレットアクセスキー}
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json
認証情報の確認
設定した認証情報を確認する場合は、以下のファイルに記載しております。
$ ~/.aws/credentials
内容は以下のようになります。
[{プロフィール名}]
aws_access_key_id = aws_access_key_id = {入力したアクセスキー}
aws_secret_access_key = {入力したシークレットアクセスキー}
またもう一つの設定は以下の場所となります。
$ ~/.aws/config
内容は以下のようになります。
[profile {プロフィール名}]
region = ap-northeast-1
output = json
動作確認
以下のコマンドでプロフィールが正しく設定されているかどうかを確認します。
$ aws --profile {プロフィール名} s3 ls
ちなみに上記のコマンドは、「S3」の一覧を表示するようになります。
今後の「aws」コマンドを実行する場合は「–profile」で指定することで、該当のプロフィールのアカウント情報を使用して実行することが出来ます。