データベースや認証機能を使用する場合にDBサーバーを用意することがあり、このサイトでも何回か説明しました。
しかし、それでもすぐに使用したい場合に「Supabase」というサービスがおすすめです。
「Supabase」はアカウントを作成して、プロジェクトを作成することですぐに使う事ができ、色々な機能や設定が豊富に用意されています。
APIやサンプルも用意されており、主にNextjsやFlutterなどを使う事が想定されているようです。
似たようなサービスとして「Firebase」がありますが、こちらはPostgreSQLをベースに開発されているため、リレーショナルDBとして扱う事ができます。
料金
料金は無料から、Pro用として月額25ドル。
それから企業用として「Enterprise Tier」があり、こちらは問い合わせとなります。
制限としてはリクエスト数やサポート、機能拡張となっております。
アカウント登録
サービスを使うためにはアカウント登録をします。
アカウント登録にはメールアドレスとパスワード認証の他にGithubアカウント連携があり、
昨今の開発ではGithubアカウントを用意されていることが多いので、この連携があると便利ですね。
プロジェクトを作成する
アカウント登録を完了すると、まずはプロジェクトの設定ダイアログが表示されます。
以下のように設定を入力しましょう。

- Orgnization: データベースの管理者組織
- Project name: プロジェクト名
- Database Password: データベースのパスワード
- Region: どこの領域で使用するか。日本(Northest Asia(Tokyo))も用意されています。
入力が完了したら右下の「Create new project」ボタンを押しましょう。
データベースの作成
まずはオーガナイザーを選択します。

次に設定したプロジェクトを選択します。

データベースを選択すると管理画面に遷移して、色々な情報を見ることができます。

まずは左メニューのSQL入力画面へのリンクボタンをクリックして、SQL入力をしましょう。
ここのSQLはPostgreSQLの「CREATE」や「INSERT」などが、そのまま使うことができます。

「CREATE」でテーブルを作成して、次は左メニューのテーブル一覧表示画面のリンクをクリックしましょう。

ここで作成したDBテーブルを見ることができます。
今回はまずは「Supabase」が使用出来るところまでまとめました。
この「Supbase」はバックエンド開発に組み込む他に、「Supabase CLI」といったターミナルで使用することもできます。
今後はその辺りについて纏めていこうと思います。
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