Codex

[Codex] GitHub連携によるコードレビュー導入

以前にClaude GitHub連携によるコードレビューの導入手順をまとめました。

今回はGitHubのPull Requestに対して、Codexによるコードレビューを導入する手順をまとめます。

実現したいこと:

  • PR作成時にCodexが自動レビューする
  • PR上で @codex review とコメントするとCodexレビューを開始する
  • レビュー結果を日本語で出す
  • プロジェクト固有のレビュー観点をCodexに伝える

0. 事前準備

  • Codexアカウントを作成する(Pro以上が必要)
  • GitHubアカウントを用意する

1. Codex GitHub Connectorをインストールする

操作はブラウザから、Codexページにアクセスして行う。

https://chatgpt.com/ja-JP/codex

インストール手順

  1. Codexページの右上にある「Cloudへ移動」をクリックして、Codex settings を開く
  1. 「GitHubに接続する」を選択する。
  1. ChatGPTとGitHubを接続確認画面で「Authorize」をクリックする。
  1. GitHubの登録アカウントのメールに確認メールが届くので認証URLをクリックし確認する。

2. GitHub側でリポジトリアクセスを許可する

GitHub → 右上アイコン → Settings → Applications → Installed GitHub Apps

Codex連携が済んでいれば、以下のようなAppが表示される。

ChatGPT Codex Connector

「Configure」ボタンをクリックし、対象リポジトリへのアクセスを許可する。

Repository access で対象リポジトリを許可する。

選択肢:

  • All repositories: 全てのリポジトリにアクセスを許可する
  • Only select repositories: 特定のリポジトリにのみアクセスを許可する

公開リポジトリがある場合、全てのリポジトリへのアクセスを許可すると、外部コントリビューターからも @codex review が実行される可能性があるため、Only select repositories を選び、Codexレビューを使いたいリポジトリだけ許可するのが安全となります。


3. Codex側でコードレビューを有効化する

Codex settings を開く。

https://chatgpt.com/codex/cloud/settings/general

左メニューから「コードレビュー」を開き、対象リポジトリが一覧に表示されていることを確認する。

表示されない場合:

  • GitHub側で ChatGPT Codex Connector に対象リポジトリを許可しているか確認する
  • Codex settingsを再読み込みする
  • 必要に応じて、Codex settingsからGitHubコネクターを一度切断し、再接続する

4. PR作成時の自動レビューを有効化する

Codexのコードレビュー設定画面で、以下を有効にする。

個人の自動レビュー設定

レビュータイミングは以下にする。

PR のオープン時

これにより、対象リポジトリでPRが作成されたときにCodexが自動レビューする。


5. リポジトリごとの設定を確認する

コードレビュー設定画面のリポジトリ一覧で、対象リポジトリの設定を確認する。

自動コードレビュー

個人設定に従う

上部の個人設定に従って自動レビューされる。

特定リポジトリだけ無効にしたい場合は、ここを 無効 にする。

レビュートリガー

個人設定に従う

上部のレビュータイミングに従う。

今回の設定では PR のオープン時 にレビューされる。

コンテナのキャッシュ

最初は 無効 にする。

依存関係のセットアップが重いリポジトリでは、有効化を検討する。


6. 手動レビューの使い方

PR上で以下のようにコメントする。

@codex review

これでCodexがそのPRの差分をレビューする。

特定観点でレビューしてほしい場合:

@codex review for security regressions

AGENTS.md を使わずに個別で日本語指定したい場合:

@codex review
日本語でレビューしてください。

注意:

@codex

だけではレビューではなく、通常のCodexタスクとして扱われる可能性がある。

レビュー目的では @codex review を使う。


7. AGENTS.mdを追加する

Codexにプロジェクト固有のルールやレビュー観点を伝えるため、リポジトリ直下に AGENTS.md を追加する。

例:

# AGENTS.md

## Repository instructions

- `CLAUDE.md` を読んで、プロジェクトの規約・設計方針・開発ルールに従ってください。

## Review guidelines

- レビュー結果は日本語で書いてください。
- バグ、回帰、不足しているテスト、セキュリティリスク、保守性の問題を優先してください。
- 指摘は簡潔にし、問題点・影響・修正案を含めてください。
- 単なる好みや軽微なスタイル差分だけでは指摘しないでください。
- 挙動変更がある場合は、対応するテストが追加・更新されているか確認してください。
- secrets、token、個人情報、認証情報がログ出力されていないか確認してください。

CodexはCLAUDE.mdを参照しないため、既に CLAUDE.md がある場合でも、Codex向けには別途 AGENTS.md を用意する。

重要なレビュー基準は、CLAUDE.md への参照だけでなく AGENTS.md にも直接書くのが望ましい。


8. 動作確認

小さなPRを作成して確認する。

確認項目:

  • PR作成時にCodexが自動レビューするか
  • PRコメントで @codex review と書くとレビューが開始されるか
  • レビュー結果が日本語になるか
  • AGENTS.md のレビュー方針が反映されるか

9. 運用上の注意

  • Codexがアクセスできるのは、GitHub Appで許可したリポジトリのみ
  • Organizationリポジトリでは、Organization ownerの承認が必要な場合がある
  • public repositoryでは外部コントリビューターからも @codex review が実行される可能性があるため、意図しないレビューが発生しないよう注意する
  • 厳密な実行権限制御が必要な場合は、公式連携ではなくGitHub Actions方式も検討する
  • まずは対象リポジトリを限定して導入するのが安全

まとめ

公式Codex GitHub連携を使う場合、GitHub Actionsのworkflow追加は不要。

必要な作業は以下。

  1. ChatGPT Codex Connector をGitHubにインストールする
  2. 対象リポジトリへのアクセスを許可する
  3. Codex settingsでコードレビューを有効化する
  4. 自動レビューを有効にする
  5. AGENTS.md にレビュー方針を書く
  6. @codex review で手動レビューを確認する